電話代行サービスを利用するなら、あなた用に1つ、専用の固定電話番号を取ってもらうといいでしょう。通常、電話代行サービスでは、次の2つの方法のどちからで、電話の受付を代行します。
もちろん、どちらも品質は同じです。しかし、固定電話番号を取ってもらわずに、転送で対応した場合、次の問題があります。
転送には別途オプション料がかかる
固定電話を既に利用していて、転送電話(ボイスワープなど)を使う場合、別途に申し込みが必要です。固定電話の種類にもよりますが、導入時の工事費で0~2,000円、月々の使用料で500円~700円程度かかります。
わざわざ別途、月額料金を支払ってまで転送電話を使うなら、電話代行に専用の固定電話を用意してもらう方が良いでしょう。
転送している間の通話料はあなた持ち
固定電話へ電話がかかってきた場合、通常、かけた方が通話料を負担しています。しかし、転送電話を使った場合、かけた人が負担する通話料は、「あなたの固定電話まで」の通話料です。そこから先の「あなたの固定電話から電話代行サービスまで」の通話料は、あなたが負担することになるのです。
固定電話からかかってきた電話ならまだしも、携帯電話からかかってきた電話ならどうでしょう。かけた相手は、通話料定額プランなので、長電話になっても気になりませんが、あなたはその長電話の間、「あなたの固定電話から電話代行サービスまで」の携帯電話の高い通話料を、負担することになるのです。
転送の通話料を払ってまで、転送電話を使う理由があれば別ですが、そうでなければ、やはり専用の固定電話番号に軍配があがるでしょう。
転送の開始停止の切り替えが面倒
転送の開始停止は、簡単な操作で可能です。通常はいくつか、プッシュボタンを押すだけで、切り替えはできます。しかし、実際やってみると、想像するよりも面倒ですし、時には忘れることもあります。忘れてしまえば、転送もされませんので、何のために電話代行を使っているのかわからなくなってしまいます。
いかがでしょうか。電話代行を使うなら、転送電話よりも専用の固定電話を使ったほうが、手間も費用も少なくて済むケースがほとんどです。
もちろん、営業時間外や定休日のみ電話代行サービスを利用するなどの「転送して使うべき理由」がある場合は別です。その場合は、期間無料キャンペーン(初月無料など)を使って、実際どれだけの通話料がかかるのかを試してみられるといいでしょう。
その上で、通話料を負担してでも電話代行サービスを導入するメリットがあるかを考えれば良いのです。無料お試しを申し込む際には、専用の固定電話を用意してもらう事ができるかどうか、料金に含まれるのかどうか(含まれない場合は、追加で掛かる費用)を合わせて確認することを忘れないでくださいね。
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