短期間で格安のコールセンターを用意する小技

ある日、取引先の担当者から「来月から当社も、コールセンターを設けることになりまして」と聞くと、なんだか凄いことのように聞こえて驚いてしまいます。

コールセンターといえば、「広いオフィスに、何十、何百の電話オペレーターがヘッドセットを付けて待機し、目の前のパソコンを見ながら電話対応をしている」というイメージがありますので、それを社内で用意したと聞くと驚くのも当然です。

広いオフィスを確保し、電話オペレーターを雇用し、コールセンター専用のシステムを導入したパソコンを揃え、椅子や机などの美品を揃えるなど、少し考えただけでも、多くの時間とお金が掛かることは容易に想像できます。

しかし実は、ちょっとした小技を使うだけで、以下のような方法を使うことで、短期間でコールセンターを持つことは可能なのです。

  1. ボイスワープ（転送電話）を申し込む
    NTTではボイスワープと言いう転送電話を申し込みます。他の電話会社でも、転送電話のオプションが月額数百円で用意されています。電話会社に関わらず、転送電話であればボイスワープでなくても大丈夫です。
  1. コールセンターとなる電話代行業者を探す
    電話代行（秘書代行）業者の全てが、コールセンター業務を行える訳ではありません。何故なら、単なる電話代行とコールセンターが可能な電話代行では、必要なシステムや人材など、全てにおいて異なるからです。コールセンター業務が可能な電話代行を探しましょう。
  1. ボイスワープ（転送電話）を使いコールセンターへ転送する
    あとは、契約したボイスワープ（転送電話）を使い、先程探したコールセンター業務が可能な電話代行へ、電話を転送するだけです。これで、かかってきた電話は、コールセンターへ転送されます。

いかがでしょうか。ボイスワープの申し込みから、コールセンターへ電話を転送するまで、短期間で完了してしまいます。しかも、社内でコールセンターを用意するために必要な費用とは、比べものにならないくらい導入費用は安く済みます。

コールセンターとなる業種や、対応する時間にもよりますが、時給100円以下で電話オペレーターを雇っているのと同じ位、格安、激安でコールセンターを用意できる時代になったのです。

あなたの会社でも、外部にアウトソーシングしたいとお考えのコールセンター業務（クレームや問い合わせなど）があれば、この機会に、一度情報だけでも集めてみられてもいいかもしれません。

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